2025.08.07 昼 80年の食パン哲学が詰まった、サンドイッチ@ペリカンカフェ 喫茶店・カフェ 上野・浅草・日暮里 1000円〜2999円 ★★★★☆ 浅草の老舗パン屋『ペリカン』が手掛けるカフェ、その名も『ペリカンカフェ』。創業1942年から焼き続ける食パンとロールパンは、東京のパン文化の礎と言っても過言ではない。浅草と麻布台ヒルズに構えるこのカフェでは、そのパンの魅力を主役に据えたメニューが並び、訪れる者にパンを食べる幸せを直球で届けてくれる。 今回いただいたのは「ハムカツサンド」。ふっくらと焼き上げた自家製食パンが、しっかりと存在感を主張する。表面は香ばしく、中はもっちりとした弾力。これがペリカンの真骨頂だ。そこに挟まれるのは、地元・浅草の精肉店が仕立てた分厚いハムカツ。揚げ油をまとった衣のザクっとした食感と、ハムのしっとりジューシーな旨味が、甘辛いソースと絶妙に絡み合う。さらに千切りキャベツのシャキシャキ感が軽快なリズムを刻み、最後にマスタードとマヨネーズが全体をまとめ上げる。 サンドイッチ屋は数あれど、創業から80年以上守り抜いた食パンの歴史とこだわりを、この一皿ほど雄弁に語る例はそう多くない。老舗の技術が生み出すパンと、地域に根差した素材が手を取り合い、浅草の空気ごと挟み込んだようなサンドイッチ。わざわざ訪れる理由は、このサンドイッチの間にぎゅっと詰まっている。ご馳走様でした。 — ペリカンカフェ03-6231-7636東京都台東区寿3-9-11 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13212182/