2025.08.05 夜 老舗町中華の安心感@北京飯店 中華料理 新宿・代々木・大久保 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 赤いテントに赤いテーブル。時代が止まったかのようなレトロな外観が、新宿の雑多な街並みにぽっかりと浮かび上がる。ここは『北京飯店』――昭和38年(1963年)創業の町中華の古株である。60年以上の歴史を背負い、今なお現役バリバリ。店名は「北京」とあるが、その実態は日本のど真ん中をいく中華食堂だ。 メニューは驚くほど豊富。麺類から炒飯類、定食に一品料理まで網羅しており、町中華におけるなんでも屋。常連も一見さんも、誰もがそれぞれのいつもの一品を持っていそうな、そんな空気感が心地よい。 この日いただいたのは「五目チャーハン」。しっとりタイプの炒め加減で、米が油と具材の旨味を程よく吸っている。卵、ネギ、チャーシュー、カニカマなど定番の具材がちゃんと主張しており、ちゃんと五目ってる納得の一皿。ひと口ごと濃厚な味わいが広がる満足感の高い一皿。 そして「鶏の唐揚げ」。カリッと揚がった衣に、ジューシーな肉。期待通りの安定感。そして、添えられたキャベツ、マヨネーズ、カラシの三点セットが実にいい。辛子マヨネーズの組み合わせが最高で、コクと辛味が唐揚げの旨さをグッと底上げしてくれる。つまむ手が止まらない。 『北京飯店』は、まるで町のインフラのような存在。食事の目的地というより、日常の延長にある頼れる選択肢だ。新宿の喧騒に疲れた日には、赤い扉を開けてみるといい。ご馳走様でした。 — 北京飯店03-3341-9469東京都新宿区新宿1-16-10https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13092946/