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2025.08.06 昼

100年。新宿の街と歩んだ純印度式カリー。@新宿中村屋 manna

カレー

新宿・代々木・大久保

1000円〜2999円

★★★★☆

新宿駅東口から徒歩1分。中村屋ビル内に構える老舗レストラン『中村屋Manna』。このビルそのものが中村屋の持ち物という事実に、ただならぬ歴史の重みを感じる。まさにこの地に根を張り、この街と共に歩んできた存在だ。1901年にパン屋として創業した中村屋が、その食の軸をさらに広げたのが1927年。インド独立運動家ラス・ビハリ・ボースとの出会いをきっかけに生まれた「純印度式カリー」は、今やブランドの代名詞として、100年近くこの地で提供され続けている。

カレーは、鶏肉と玉ねぎをベースに複数のスパイスをブレンド。小麦粉やラードを使わず、さらりと軽やかでクリアな後味が特徴だ。ファーストタッチはほんのり甘く、次第にスパイスの刺激がじわじわと広がる構成。ライスには“白目米”を採用。ソースがしっかり染み込むように設計されており、インドのスタイルを下敷きにしながらも、日本人の舌に自然と馴染む。ゴロッとした骨付き鶏肉も健在で、食べ応えがありながら、ルーとの一体感を崩さない。

さらに皿の周囲を彩る6種の薬味。チャツネ、ピクルス、アチャールなどが味に変化を与え、飽きさせない構成に仕上がっている。特にチャツネの甘みが、スパイスの輪郭を丸く整える役割を担っており、この小さな工夫に老舗の余裕が見える。

ふらっと立ち寄れて、文化の一端を気軽に体験できるというのも魅力だ。超一等地で100年近く愛され続ける「純印度式カリー」は、単なる名物ではなく、この街の歴史そのもの。歴史の詰まった一皿をぜひ。ご馳走様でした

新宿中村屋 manna
03-5362-7501
東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋ビル B2F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13174647/

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