2025.05.20 昼 香りで魅せる四川ランチ、銀座で堪能@中国菜 老四川 飄香 銀座三越店 中華料理 銀座・新橋・有楽町 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 銀座三越のレストランフロア、その一角に本格四川料理の香りを届ける『中国菜 老四川 飄香 銀座三越店』がある。手がけるのは、四川省成都で修業を積んだ井桁シェフ。屋号の「飄香」には“古き良き四川の香りが漂う”という意味が込められており、まさに“辛”より“香”を重視する四川の精神を体現した一軒である。 この日はランチセットを2種類注文してシェア。それぞれの主役料理を楽しませてもらった。 ひとつは「白身魚の発酵唐辛子蒸し」。淡白な鯛の身に、発酵唐辛子の酸味と旨味がじわりと染み込む設計。舌に残る刺激ではなく、鼻に抜ける香りと、奥行きのある味わいで魅せてくれる。発酵調味料を使いながらも魚の繊細さを損なわないこの匙加減に、四川料理の真髄がある。これをご飯と食べられるのは、ランチならではの幸せ。 もうひとつは「本場四川の汁なし担々麺」。濃厚な胡麻ダレに、香り高い辣油と花椒が絶妙に絡み合い、麺にしっかりと絡む。辛さの中にも旨味があり、食べ進めるごとにその奥深さを感じる一品。中にはジャスミン茶で漬けた玉子が添えられており、その香りとまろやかさが、全体の味わいに華やかさを加えている。 副菜も侮れない。鶏のニンニクソースや蕗の山椒和え、四川の漬物「パオツァイ」など、小鉢一つひとつに香りの設計がある。ランチと侮るなかれ、ここにはしっかりと四川料理の深みがある。辛さよりも香りを大切に——そんな井桁シェフの哲学が、手軽なランチにも確かに宿っていた。ランチでこのクオリティー、本当にありがたい。 ご馳走様でした。 — 中国菜 老四川 飄香 銀座三越店03-3561-7024東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越新館 12Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13115780/