2025.04.19 夜 いま世界が食べている、麻辣湯。@楊國福 下北沢店 中華料理 京王・小田急沿線 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 四川発祥の「麻辣湯(マーラータン)」──野菜や練り物をスパイスの効いたスープで煮込んで食べる、中国発のスープ料理。その文化が今や世界を席巻していることをご存知だろうか。その代表格こそ、2003年に誕生し、現在では中国31の行政区と海外10ヶ国で7000店舗以上を展開するグローバルブランド『楊國福』だ。 日本にもじわじわと浸透しつつあるこの味を体験すべく、下北沢店へと足を運ぶ。店頭にはどこか本場を思わせる赤い看板、そして中には熱気あふれる食空間が広がる。特徴はその注文システム。冷蔵棚にずらりと並ぶ具材から好みのものをボウルに取り、レジでスープと辛さを選ぶという、火鍋のセルフスタイルのような仕組みだ。 今回は「麻辣スープ(中辛)」を選択。痺れの“麻”と辛さの“辣”がスープ全体に広がり、たっぷりの油分がコクと深みを加えている。具材の主役は、練り物、肉類、野菜、きのこ、油揚げなど多彩。自ら選んだ食材が一つの鍋にまとめられる体験は、味以上に楽しい。オペレーションや段取りなど気にする必要もない、“ガチ系”の空気感に浸るのもまた一興だ。 気づけば女性客の姿も多い。その理由は、味の刺激だけでなく「ヘルシーさ」や「自分で選べる安心感」にあるのかもしれない。辛くて、熱くて、うるさくて、自由。そんな混沌こそが、この料理の本質なのだ。 麻辣湯、まだ知らぬ世界の入り口。ご馳走様でした。 — 楊國福 下北沢店東京都世田谷区北沢2-11-5 月村ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13295455/