2024.06.01 昼 琵琶湖の湖畔で味わう名人の技。@行楽庵 日本料理 大津市 5000円〜9999円 ★★★★☆ 琵琶湖の湖畔、その雄大な景色を望む料理店『行楽庵』を訪ねます。 1948年生まれの店主増田廣行氏は、京都や大阪の名店で腕を磨いた人物で、1997年にこの場所で独立。現代の名工に選出されるなど、押しも押されぬ滋賀県を代表する料理人であり、後進を育てることにも積極的な滋賀料理界において最重要人物の一人。 料理にはもちろん琵琶湖の恵みが登場する。この時期であれば、もちろん主役の1つは「鮎」でございます。今朝まで生きていたという鮎はふんわりと塩焼きしており、その上品な旨みと独特なほろ苦さが琵琶湖産らしい。 季節を切り取るような涼しげな料理が並ぶが、その中で最も印象的だったのは「黒胡麻素麺」。まるで蕎麦のようなシルエットだが、黒胡麻の香りでコーティングされつつもさっぱりとした印象。素麺の上には半熟卵、椎茸、海老の天麩羅。海老の火入れのレア度にも技術の高さが伝わります。 また、料理の土台となる出汁の味わいも秀逸で、が故に食事の「もずく雑炊」などは箸が止まらぬアウトプットになっております。 料理のラインナップはこちら。 「先付」長芋の羊羹の中には濃厚な生うに、周りには潤菜を使った氷室仕立て。涼しくも強い先付。 「茄子田楽」しっとりとした口当たりに味噌のコクが入り込んできます。 「お造り」鯛 「帆立のおかき揚げとフォアグラ南京」 「酢の物」サザエ、おから、蛸、海ぶどうを重ねて 「水菓子」フルーツゼリー 最後に。これだけのラインナップを誇りながら、お値段は二人で約1万2千円。あまり金額を評価の軸に入れることは好みではないが、これはコスパが良すぎて驚きます。ご馳走様でした。 — 行楽庵077-545-6335滋賀県大津市萱野浦25-1 コンフォール萱野浦 1Fhttps://tabelog.com/shiga/A2501/A250101/25001485/