2024.03.16 昼 個性の光る名古屋前寿司。@鮨旬美西川 寿司 名古屋市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 名古屋駅から徒歩5分ほどにある寿司店『鮨旬美西川』を訪ねます。 ミシュランの二つ星の獲得、食べログのブロンズ獲得など、その実績に申し分のない名古屋が誇る寿司の名店だ。東海地方のネタを中心とした、いわゆる名古屋前の寿司を提供しており、特に三河天然車海老は名物として名高い。 大きな車海老の個性は、そのサイズ感だけでない。カウンターに設置された茶釜でボイルした後、二つの調理方法で実践していきます。 半身はすぐに氷水で締めてレアな火入れで提供、もう半身は余熱と立ち上がる湯気でじっくりと火を通していきます。結果、前者はぷりっと弾けるような食感を楽しませ、 後者は海老の甘味がふんわりと香るように。 名物にふさわしいプレゼンテーションとアウトプットだ。ちなみに、車海老は頭の部分までつまみとして活用。香ばしさと味噌が日本酒にぴったりです。 日本料理で働いた経験もあるそうで、つまみのアプローチにも1つ1つユニークネスを持つ。「梅の茶碗蒸し」梅の酸味が食欲をそそる。 「鯛の親子和え」鯛と鯛の子。この親子関係も初めてかも。 「筍のすり流し椀」西京味噌を少しだけまぜただけの筍のすり流し。北寄貝と胡麻豆腐。 「本鮪の焼物」そういえば、意外と鮪の焼き物ってやらないですね。木の芽ソースと。 「鮟肝」鮟肝自体はクリアな味わいだからこそ、あん肝の煮凝りと合わせ、いぶりがっこの食感を加える。 ここから握り。ときどきつまみ。「干し鰈の昆布締め」 「小肌」黄身酢おぼろとともに。 「もろみ味噌」 「赤貝」 「山芋と岩もずく」土佐酢ジュレとともに 「出汁巻き卵」 「赤身」 「とろ炙り」塩昆布とともに 「山葵のお吸い物」あら汁に山葵をとかして 「イカと海胆の手巻き」とろけるような透き通った烏賊の先にたっぷりの雲丹。これはずるい、、、笑 「穴子」 「稲荷寿司」 「干瓢巻き」 「玉子」 「黒糖の葛プリン」大将が無類の甘党だそうで、そのクオリティーの高さに驚き。好きこそものの上手なれ。 ここでしか食べられない寿司、名古屋前の寿司を堪能させていただきました。ご馳走様です。 — 鮨旬美西川090-2183-4927愛知県名古屋市中村区名駅2-29-19https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23023439/