2023.12.03 夜 焼肉のプロフェッショナルの次なる一手。@イワナガ食堂 洋食 宮崎市周辺 10000円〜29999円 ★★★★☆ 宮崎市内にある洋食店『イワナガ食堂』を訪ねます。店主である岩永光明氏の名前を冠した洋食店だが、その岩永氏、実は宮崎が誇る老舗焼肉店「みょうが屋」で30年以上も腕を振るったご主人。店舗を後進に任せて、新しくオープンさせたお店なのだ。 つまり、ご主人は牛肉のプロフェッショナルであり、肉料理の多い洋食に通ずるものも多い。実際に、みょうが屋時代の裏メニューであった牛ホホ肉シチューなどは、同店のスペシャリテとしても登場しております。アラカルトでの注文も可能ですが、初訪問につき、おすすめ料理ばかりで構成されたコースをいただきます。 ちなみに、アラカルトには牛、豚、鶏、魚介、野菜とバリエーション豊かなメニューが並びます。宮崎県のポテンシャルの高さを象徴しているかのようです。これがアラカルトで楽しめるなんて、最高の食堂ですね。コースのラインナップはこちら。「宮崎獲れ水イカのフライ」白トリュフ塩で。弾力をしっかり残した食べ応えのあるもので、油の風味ともしっかりマッチしております。 「宮崎獲れ釣りサワラのフライ」釣りの最高級のサワラを自家製タルタルソースで。1週間も塩を当てて旨味を引き出したもの。外側はカラッとした揚げあがりですが、中はレアなタッチに仕上がります。 「鹿児島県産六白黒豚のよだれ豚」よだれ鶏の豚バージョン。脂身が美味しい! 「A5等級宮崎牛サーロインのブルーチーズを使ったカツサンド」雌の長期肥育の宮崎牛。融点は低く口溶けはいいが、これだけの量があっても脂が重たすぎないのがポイント。だからこそという訳でないだろうが、ケチャップで豪快に調味し、ブルーチーズを固形で重ねる。大葉でバランスを取るが、ある意味でジャンクなカツサンドだ。 「甦る大地の会のクレソンとフルーツのサラダ」中々やオスズジンなどで有名な黒木本店の作るクレソンのサラダ。宮崎が誇る柑橘たちをここに重ねるのが、らしさか。 「iwanaga食堂特製宮崎牛ホホ肉シチュー」特製ドミグラスソースで。ほろっと崩れるような食感は驚くばかり。赤ワインのソースには野菜のニュアンスがたっぷり込められており、その旨味が味わいの厚みを作っております。 「A5等級宮崎牛イチボのステーキ丼」歯応えのしっかりしたイチボを使った丼。ソースにはニンニクの味が含まれており、これがご飯との相性を絶対的なものにしております。これ、ランチなんかでも食べたいっす。 「蜜柑のシャーペット」デザートも宮崎らしいもの。本当に宮崎の柑橘って美味しいなぁ。 — イワナガ食堂080-2790-8679宮崎県宮崎市橘通東3-3-7 福田ビル 1Fhttps://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45009812/