本場から持ち帰った老舗ニューヨークピザ！@トニーズピザ

しばしばピッツァなのか、ピザなのか議論になります。

ざっくり、前者がイタリア発、後者がアメリカ発と考えれば良いでしょう。なので、ドミノピザやピザハットなどアメリカ生まれのチェーンのものは、ピザと呼ぶのが通例。逆に、店舗内に石窯を構え、ピッツァイオーロと呼ばれる職人が腕を振ったのがピッツァ。必然的に、ピッツァは名店、ピザはチェーンのような印象になってしまいます。

だが、ピザの名店もしっかり存在しております。それが1968年に代々木でオープンし、現在は吉祥寺にある老舗ピザ屋『トニーズピザ （TONY’s PIZZA）』。８０歳を超えて未だ現役の藤原亀吉氏が創業者で、ニューヨークのピザを日本に持ち帰ったのが始まり。屋号もニューヨークのタイムズスクエアにあった「TONY’s」が由来になっているんだとか。

なので、提供するのはアメリカの中でもニューヨークスタイルのピザ。その特徴は薄皮で縁の部分をパリッと香ばしく焼き上げるのが特徴。これによって一枚単位が当たり前のピッツァと違い、スライスしたピースでの販売も見られます。トニーズピザ でもこれに倣い、ランチのセットは２ピース（1/4）ずつの提供が基本になっております。

人気メニューは「ミックス」と「フレッシュトマト」。やはりパリパリの生地に、たっぷりすぎるチーズが特徴。

チーズは、オランダ産のエダム、ドイツ産のモッツァレラ、デンマーク産のマリボが使われます。人種のるつぼと呼ばれたニューヨークらしさか。ちなみに、エダムチーズは日本に輸入された最初のチーズと呼ばれており、こんなところからも歴史が伝わってまいります。

それでいて、野菜のカット、特にトマトなどは日本的な印象が残るの面白い。

ご馳走様でした。

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トニーズピザ
0422-49-1021
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-9
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005912/