2023.11.10 昼 名物は、デミグラスソースとビーフカツレツ。@グリル一平 新開地本店 洋食 神戸市 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 神戸には何代も続く老舗洋食店が多く残る。 1868年の神戸港の開港以来、外国人向けに始まったのがルーツだ。今回ご紹介する『グリル一平』も4代続く洋食店で、神戸を代表する人気店の1つだ。 神戸にて複数の店舗を展開するが、本店を新開地に置く。現在神戸最大の繁華街といえば三宮だが、かつては東の浅草・西の新開地と呼ばれたこともあった場所。こんなエピソードからも同店の歴史の長さが伝わってまいります。 名物は「ヘレビーフカツレツ(130g)」 神戸のカツレツといえば、デミグラスソースで食べるのが特徴。グリル一平も例外ではなく、むしろこれが名物の1つとして愛されております。まずソースだけを少し舐めてみる。ちょっとしたざらつきがあるが、どうやらこれは淡路産の玉ねぎによるものらしい。5日以上の工程を経たというソースは、野菜の甘味が溶け込んだコクのあるものでした。これは老若男女に愛されそうなソースだ。 肉自体は、丁寧な下処理の結果なのでしょう。筋などは一切ない柔らかなアウトプットになっております。レアな火入れもその印象を強めているのでしょう。多少癖のある風味もありましたが、丁寧な仕事とソースが上手にカバーしております。ご馳走様でした。 — グリル一平 新開地本店078-575-2073兵庫県神戸市兵庫区新開地2-5-5 リオ神戸 2Fhttps://tabelog.com/hyogo/A2801/A280109/28000390/