デートにもピッタリ！？浅草のはずれにある本格蕎麦。@浅草 ひら山

浅草のはずれにある一軒家の蕎麦屋『浅草ひら山』を訪ねます。

蕎麦、天麩羅、寿司など江戸前の老舗料理店が立ち並ぶ浅草にあって、2021年創業とピカピカの蕎麦屋『浅草 ひら山』がオープンした。

ご主人の平山氏は両国の名店「江戸蕎麦 ほそ川」で蕎麦を学び、ミシュラン掲載店でもある「銀座小十」にて料理の腕を磨いた本格派。早々にミシュランのビブグルマンに掲載されるなど、その評価はすでに高いようです。

店舗は浅草らしい和の雰囲気ながら、その他の老舗とは異なるモダンな造り。デートなどにもバッチリでしょう。洗練された空気感が空間を支配し、”美味しい”予感を隠しきれません。メニューを見れば、一品料理は多くはないがどれも魅力的なものが並び、蕎麦はシンプルなせいろから季節の蕎麦までバリエーションに富む。

蕎麦前は、「岩もずくと金糸瓜の酢の物」と「玉子焼き」を。

前者は、単純なもずく酢で終わらせないところに日本料理で学んで矜持を感じます。酸味の落としどころも絶妙で、お酒との相性も申し分ない。後者は、出汁がしっかりと効いており、ふわふわな火入れの素晴らしい。

蕎麦は、「せいろ」と「トマトと蓴菜の冷やかけ」を注文。

前者は、十割らしい風味の豊かな蕎麦を、江戸前らしい濃厚なつゆでいただきます。後者は、夏野菜の風味に薄口醤油？の作る塩味のあるつゆが、爽やかなに握手しており、これを蕎麦が見事に口の中まで運んでくれます。

個人的には後者が、味そのものもアプローチの独自性も好みかな。

ご馳走様でした。

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浅草 ひら山
050-5571-1994
東京都台東区西浅草1-3-14
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13264582/