2023.07.02 夜 漂う本格感。玄人ほどに感動の声をあげる。@サンバレーホテル カレー 東急沿線 5000円〜9999円 ★★★★☆ 三軒茶屋にあるインド料理店『サンバレーホテル』へ。ホテルといっても宿泊するのではありません。本場のインドではレストランのことをホテルと表記することが多いそうだ。本場の空気感はネーミングばかりでなく、店全体から漂う本格感。インド料理の玄人ほどにそのレベルの高さを称賛する声が聞こえてまいります。 料理をご紹介していく前に、まず予約のフリーについて情報共有しておきます。 ①メニューが前日にTwitterで公開されるのでチェック②店頭で当日12時頃に記帳スタート。③訪問時間(17時or19時)とメニューを決定④予約時間に訪問 ってな感じ。Twitterで丁寧に初心者向けの説明がされているので、しっかり予習しておきましょう。 ちなみに、この日のメニューは南インドのケララ州の料理で現地感が強めとのこと。つまり、日本人にアジャストしたようなものではなく、本格中の本格というわけだ。メニューは4種類の用意がありますが、お一人様への推奨は2−3種類とのこと。スモールサイズながら全部を注文しましたが、確かにちょっとボリュームが過多だったかもしれません。笑 「Fish Vattichathu」鯖のカレー。圧倒的な魚介の旨味にスパイスを強く合わせたカレー。かなり骨が多くて食べづらいのが難点だが、骨のまわりこそが旨味が多いのは定説。便利よりも味を追い求める、そんなパッションを感じます。 「Kerala Mutton Fry」こっちもやはり骨付きのマトン。ココナッツや玉葱の甘味が一体となっており、これのおかげかマトンの臭みなどは一切感じない。手加減なしのマトンには正直警戒していたが、なんのその。普通にめちゃくちゃ美味いじゃないの。 「Chicken Kurma」チキンのカレーが最も偏差値が高かった。もやっとしたスパイス使いで、最初は拠り所を見つけられず。ただ、逆に薬膳的なゆっくりと旨味が追いかけてくるようで後半はスプーンが止まらなくなってしまいました。笑 「Avial (Drumstick, Mango)」ごちゃ混ぜという意味を持つケララの料理だそうで、数種類の野菜を組み合わせるの一般的。スティック状の野菜やじゃがいもが甘味と酸味でコーティングされております。ちなみに、フルーティーな酸味の正体のマンゴーだとか。 店から漂う本格感に偽りなし。また、違うテーマの日にも是非訪問してみたい。ご馳走様でした。 — サンバレーホテル東京都世田谷区上馬1-15-10 オリエント三軒茶屋ハウス1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13195313/