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2023.06.07 夜

博多で味わう京都の空気感。@馳走なかむら

日本料理

福岡市

30000円〜49999円

★★★★☆

博多にある日本料理店『馳走なかむら』へ。

福岡屈指の日本料理店は、まるで古都に迷い込んだような京風のしつらえで迎えてくれます。なるほど、京都の数々の名店を手がけた建築家の杉原明氏のデザインだそうだ。博多に本格的な日本料理のイメージはないが、着席する頃にはこの世界観の中に引き込まれます。ご主人の中村亨氏は奈良の料亭で長く腕を磨いた本格派で、その経験もまた同様の雰囲気を作りあげたエッセンスになっているのでしょう。

その印象は料理にも。歴史や文化に基づいたコース設計、旬を切り取る季節感のある食材や料理、など流石の経験値がなす技。安定感のある料理のラインナップをご覧ください。

「先付」冷し賀茂茄子。かぶらおろしの上に雲丹を重ねる。

「お椀」鱧葛たたきと潤菜の椀。甘味の強い昆布がちの出汁が特徴です。

「向付」アコウダイ

「向付」蒸し鮑とキャビア。あおさを添えて。

「八寸」茅の輪を使って季節感を出した八寸。蛸と長芋の梅肉和え、岩もずく酢、唐墨と穴子蒲鉾、鯛押し寿司、茗荷甘酢漬けなど。

「焼物」伊勢海老石焼の唐墨粉がけ。

「揚物」稚鮎ととうもろこしの揚げもの。

「焚合」冬瓜と鱶鰭。たたきオクラを添えて。

「牛肉」鹿児島黒毛和牛。山椒ソースで。

「ご飯」新生姜ごはん

「水物」マンゴー、さくらんぼ、パインシャーベット。

「菓子」博多水無月

ご馳走様でした。

馳走なかむら
092-292-7663
福岡県福岡市博多区対馬小路2-10
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40042470/

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