絶品とんかつ！薄く細かい衣に驚くなかれ！@美はる

揚げたてから蒸らすのでお時間がかかります。

名古屋市のお隣、尾張旭市にある人気とんかつ店『美はる』の注意書きだ。最寄駅から徒歩30分弱という立地にもかかわらず、行列ができる理由の１つだ。ちなみに、この日はオープン30分前にしてポールポジションをゲットならず。営業前には一回転分の列が作られておりました。そして、これは同時に美味しさの秘密でもあるのです。

とんかつ店では「ロース」か「ひれ」かは永遠のテーマですが、これを解決するメニューが存在します。その名もずばり、「ロース・ひれ盛り合わせ定食」だ。ありがたや、ありがたや。それではさっそくいただいてみましょう。

これがロースカツ。どちらにも共通するが、薄く細かい粒子の衣が第一印象です。筋質が細かいからか驚くほどの柔らかさで、その先にジューシーな脂が襲いかかってきます。また、まるでチーズ香のような熟成香があるのだが、これが１つも２つもとんかつのレベルを引き上げます。

これがヒレカツ。

ミトミえもん、さっきは永遠のテーマだなんて言いましたが、実はロースカツ派。だが、美はるのヒレカツは派閥を凌駕してくる。ヒレらしいあっさりとしたアタックながら、肉の甘みがかなり強いのだ。宮崎産のきなこ豚という銘柄らしいが、実際にきなこを食べて育った豚なんだとか。素材由来なのか、調理由来なのかはわからないが、これは一食の価値ありだ。

調子に乗って海老フライも追加。これも同じアプローチで薄く細かい衣に包まれます。外はカラっとサクッと、中はプリっと海老の食感を楽しませます。

時間がかかるというのは、手間暇かけると同義語。オススメです。ご馳走様でした。

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美はる
0561-52-0707
愛知県尾張旭市北本地ヶ原4-27-5
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23043621/