マッシモの最大の魅力は！？@ピッツェリア ダ マッシモ

札幌市内にあるピッツェリア『ピッツェリア ダ マッシモ （PIZZERIA DA MASSIMO）』へ。

市内とはいえ繁華街から離れた郊外に位置しております。ちなみに、最寄駅は平和駅。その名の通り、平和でのどかな街で時間がゆっくりと流れております。そんな場所で告知もなくオープンさせたこともあって、2010年のオープン当初は集客にも苦労したそうだ。だが、本場でも腕を磨いたという実力は本物。ミシュランのビブグルマンや食べログの百名店の獲得が、その実力の高さを証明しております。

メニューは、マルゲリータとマリナーラのみ！

ワンオペということもあって、メニュー数は多くはない。だが「２種類のピッツァの店ね」と逆に認知を高めたというから面白い。両方に共通するのは長期熟成の生地。薄い生地なのに、ナポリピッツァらしいもちもちの食感を保持しております。また、高い温度で一気に焼き上げるために、一瞬で生地が焦げつくのだが、この焦げの部分に驚く。いわゆる苦味がなく、ただただ芳醇な香ばしさを届けてくれるのだ。生地のおかげか、火加減のおかげか、はたまた両方なのか、いずれにしても圧倒的な存在感の生地が完成しております。

マリナーラとは、トマトソースにニンニク・オリーブオイル・オレガノのシンプルなもの。だが、マッシモのマリナーラには他にはない個性があります。結論からいうと、ニンニクの味わいが強いのだ。秘密はトッピングの順番で、通常とは逆にニンニクを最後に入れるそうだ。そうすることで、ニンニクが茹でた状態ではなく、揚げた状態になるんだとか。オレガノは逆に先に投入することでトマトに味をつけるんだとか。緑は映えないのだが、見た目より味を追求しているようだ。シンプルなのに、これだけ違いが出るのは面白い。マルゲリータも同じアプローチ。

ちなみに、屋号の”MASSIMO”とは”最大の”という意味。MASSIMOのマッシモの魅力は、常識にとらわれぬ、飽くなきピッツァへの探究心でしょう。ご馳走様でした。

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ピッツェリア ダ マッシモ
011-875-7116
北海道札幌市白石区川下2条5丁目2-8
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010301/1031158/