2023.05.12 夜 名店のキーワードは滋賀。@山玄茶 日本料理 京都市 30000円〜49999円 ★★★★☆ 京都が誇る日本料理の名店『山玄茶』を訪ねます。 祇園の花見小路を抜けた、京都らしい石畳の細い路地に先にある。店を語る最大のキーワードはお隣の「滋賀県」。大将の増田伸彦氏、1957年に滋賀で生まれる。一見においても居心地の良い接客で迎えてくれるが、長いキャリアはもちろんだが、豊かな自然の中で育ったことも無縁ではないだろう。そして、20年間も日本屈指の料亭である「招福樓」で腕を磨き、滋賀にて独立。縁あって、2007年より現在の場所で我々の舌を喜ばせ続けます。ちなみに、招福樓とは、東京の松川、銀座しのはら、大阪の柏屋などを輩出した名店中の名店だ。 料理においても滋賀のエッセンスは随所に。滋賀が誇る最大の恵である琵琶湖の鮎などその代表だ。 定番の塩焼きで食べさせたかと思えば、鮎の中骨を抜いた鮎寿司なんてユニークなアウトプットも。 最後の白飯もまた滋賀県産のコシヒカリで、山玄茶のためだけに生産しているもの。 これに、あの手この手で、 わんこそばのように、 おかずを投入してくるから面白い。 滋賀のお米が食事のクライマックスを作るのだ。 最後にいただいた塩むすびが一番美味しかったりして。笑 料理の方向性は、伝統的なアプローチをしっかり押さえた上で、ユニークネスが込められたもの。これも招福樓のグループの特徴の1つと言って良いだろう。そんな全体で、料理のラインナップをご覧ください。 「先付」鮑 「お椀」ぐじと賀茂茄子 「お造り」雲丹、海老などに加えて、お肉も! 「海老頭」天麩羅にて 「煮穴子の飯蒸し」 「八寸」鯛のちまき、胡瓜の胡麻和え、毛蟹、玉子のカステラ、蛸の柔らか煮など 「寿司」鮪の漬け 「ノドグロのフライ」 「鱶鰭の茶碗蒸し」 「水菓子」 「水羊羹」 — 山玄茶075-533-0218京都府京都市東山区祇園町北側347-96https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26005351/