歴史のすべて銀座にぶつける！創業150年の鰻店。@銀座 四代目 高橋屋 銀座店

鰻店『銀座 四代目 高橋屋』へ。

四代目というからには、初代や二代目がいるということ。そのあたりの歴史から見ていきましょう。初代は埼玉県の地で鰻屋を創業、二代目の治世に屋号が高橋屋に定まる。そして、三井財閥によって設立された料亭「松の茶屋」で三代目が腕を振るい、四代目にて銀座の地に辿り着いたというわけだ。この間150年、堂々の老舗鰻店でございます。歌舞伎座の至近ということもあってか、入口の看板かわりに千社札がどどんと貼られます。歌舞伎役者たちの往来もあるそうだ。

メニューは鰻重がメインながら、歴史から想像できるような懐石のコースの用意もございます。今回はゴールデンウィークにて入荷がなかったそうですが、普段は希少な天然鰻も提供しております。養殖鰻にあってもブランド鰻として名高い三河一色産うなぎを使用しております。

割きたてうなぎ御膳（白焼付き）、8000円也。

”割きたて”の証拠と言わんばかりに、まずは鰻自体のプレゼンテーションから始まる。このうちの1/4を白焼に、3/4を鰻重にと割り振ります。まずは白焼、ザクザクした焼き具合が心地よく、その先にしっかりと質のいい脂を感じさせます。

鰻重においてもタレはすっきりめで鰻の旨味がきっちり主役に。江戸前の鰻はふわふわと表現することが多いが、こちらの鰻はなめらかな食感が特徴的。その甲斐もあってか、とろけるように旨味を堪能することができます。ミルで削る山椒は香り高く、味変にも困ることなし。味変には鰻のタレを合わせた卵黄も用意されるが、これは少々好みが分かれるところかも。

ご馳走様でした！

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銀座 四代目 高橋屋 銀座店
03-3547-0021
東京都中央区銀座4-12-1 ＶＯＲＴ銀座イーストⅡビル 4F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13262334/