「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2023.04.11 夜

三宮の人気焼鳥店@焼鳥 梵讃

焼鳥・焼きとん

神戸市

10000円〜29999円

★★★★☆

三宮にある焼鳥店『焼鳥 梵讃』へ。

店内は素朴な設えで、まるで京都の古い日本料理店のような雰囲気。カウンターの向こうの棚に並べられた器が映えます。佐賀の器屋さんから買っているらしいが、総じてセンスがいい。取り皿に使われた青磁の器などは個人的なお気に入り。店主はもともと内装建築を仕事としていたそうで、そのあたりの経験が生きているのでしょう。

料理は、つまみと串のおまかせコースのみ。

つまみは創作性が高く、刺身や昆布締めに酢飯も登場するなど、寿司屋をインスパイアしたような構成になっております。鶏自体の魅力も存分に活かした、刺身シリーズが面白い。このアプローチからも仕入れへの自信を感じさせます。

「ささみと白葱の中華和え」

「むね肉のたたき」皮をパリッと香ばしく、醤油の風味と共に。

「もも肉のたたき」赤い柚子胡椒と共に。

「むね肉の塩漬けと蛤のタルタルのブルスケッタ」

「むね肉の昆布締めの卵黄和え」酢飯と共に

「鶏ガラと蛤の出汁」

「肝」低温で炊いたもの

「穴子ときゅうりの酢の物」串の前に口直し。

鶏肉の銘柄は主に、比内地鶏と松風地鶏が使われる。特に松風地鶏は雄を中心に設計しているそうで、しっかりとした肉質を好んで使っているそうだ。味付けはどちらかというと素朴で、塩も控えめ。鶏自体をしっかり堪能してほしいという想いが込められているのでしょう。ちなみに、この日の優勝は追加でいただいた「皮」。まるでぼんじりのような脂具合に驚かされます。

「抱き身」塩控えめ。

「つくね」ふわっとレアめ。

「焼き茄子」

「砂肝」食感が抜群。

「うずら」とろとろレアな火入れ。

「手羽先」

「背肝」

「せせり」おろし添えにつき、脂たっぷりなのに口直し的な位置付け。

最後は焼きおにぎりで締め。パリパリすぎる焼きおにぎりが苦手なのですが、カリカリとしっとりのコントラストが良く、タレの味が全体に染み渡るようでした。

ご馳走様です!

焼鳥 梵讃
078-599-6190
兵庫県神戸市中央区加納町4-7-1 ウッディタウンビル 3F
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28045860/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ