敦賀ラーメンってなんだ！？@一龍

原子力などで有名な福井県の敦賀市。野球オタクのミトミえもん的には甲子園常連の敦賀気比が第一想起になる。そんな福井の都市にあるご当地ラーメンが、敦賀ラーメンである。なかなか聞きなれないラーメンだが、その味は東京の下北沢で味わうことができる。店の名前は『一龍』、創業40年超えの老舗でありそのルーツもしっかり敦賀にございます。

カウンターに立つご主人の坂井一雅さんは２代目の店主。初代であるお父様の兄、つまり２代目の叔父が敦賀ラーメンの名店として名を馳せた「一龍」の創業者なのです。

黄金色に輝く、敦賀ラーメン。

敦賀ラーメンの特徴は、豚骨と鶏ガラをベースにした醤油味のスープ。敦賀に縁はないが、どこか懐かしい感じがするから不思議だ。動物系の旨味の上に、層を作るほど鶏油がたっぷり。黄金色の由来もこの鶏油によるものでしょう。さらに、しっかりとした塩気もエッジが立っているが、不思議と濃すぎないのが好感度が高い。トッピングの紅生姜なんかが機能しているのかも。トッピングも総じて個性があって面白い。

麺自体のかなりかための食感が特徴的。スパスパした歯応えがどこか懐かしく、そしてスープとの相性も抜群にいい。

丸いシルエットの餃子もオススメ。もちもちした皮から緑が透けてますが、ひき肉とニラがたっぷりと包まれております。かなりしっかり目に焼き付けており、香ばしさもまた調味料になっております。

ご馳走様でした。

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一龍
03-3466-1671
東京都世田谷区北沢2-30-11 北沢ビル １Ｆ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13001821/