世界的シェフによるビストロ業態。@ ブノワ

アランデュカス、彼は世界のレストラン業界で燦然と輝くビッグネームだ。

世界各国にレストランを持ち、当時の史上最年少で、そして複数の国でミシュランの三つ星を獲得した初めてのシェフだ。東京進出も果たしており、レストラン、ビストロ、スイーツショップと展開しております。今回ご紹介するのは、その１つであるビストロの『ブノワ』、青山のビルの10階に位置しております。螺旋階段を登ると、可愛らしく賑やかなダイニングが広がります。

ちなみに、ブノワは歴史あるビストロで、その創業は1912年まで遡る。4代に渡ってプティ家が守ったレストランだが、2005年にアラン・デュカスのグループに営業権を譲渡しております。このエピソードも、いかにアランデュカスが評価の高いシェフなのかが伝わってまいります。

ディナープリフィックスメニュー（前菜2品、メイン、デザート）、8800円也。

全体的な料理のトーンは大味でボリュームも充実。そして、全ての手間ひまのかかった愛情こもった料理が並びます。特にオススメは「オニオングラタンスープ」。三日間もかけたというブイヨンスープに、たっぷりの玉葱の甘味とグリュイエールチーズのコクが加わる。パンは、スープの旨味を全て吸収して、くたくたに溶けつつ浮かんでおります。

その他の料理はこちら。

「鱈のブランダードと半熟卵」魚の出汁感なども加わって。

「オマール海老のクールブイヨネ」 六条大麦のリゾットとともに。たっぷりの野菜をビスクソースでいただきます。

「ババアルマニャック」これはお酒が弱い人は厳禁です。スポンジ生地にアルマニャックをたっぷり染み込ませます。生クリームでバランスをとらなければベロベロになるとこでした。笑

最後に。常連客のアーティストは、ブノワをこう称したそうです。大いに飲んでご馳走がたらふく食べられる愛すべき店、と。間違いない。

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ブノワ
050-5571-0872
東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 10F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13019489/