一汁三菜ならぬ、一湯三菜ランチ。@月居 赤坂

赤坂の路地裏にある『中国割烹 月居』へ。

まるで日本の古民家のような外観だが、店内は中国の調度品で整えられます。ちなみに、経営は多くの中華料理店を営む際コーポレーションによるもの。和と中が融合するのは雰囲気ばかりでなく、メニューのネーミングにも感じられます。

一汁三菜ならぬ、一湯三菜ランチ。

日本には一汁三菜という言葉があり、１つの汁物と３つのおかずが和食の基本と言われております。これに近いものとして、中国には四菜一湯という言葉があり、４つの料理と１つのスープが基本構成とされております。この合わせ技のようなランチ、１つのスープと選べる２つの料理に小菜のセットが楽しめる「一湯三菜」が人気になっております。

肉料理から、豚モモ肉とピーマンの湖南式発酵唐辛子炒めを。豆腐料理から、四川麻婆豆腐を。

日本の一汁一菜からは質素な食事のイメージもありますが、中国の場合は少し様子が違うようで、共通するのは濃厚な味わい。前者は癖になる発酵唐辛子や胡椒が効果的でご飯がよく進む味わい。後者も豆豉によるコク深さが特徴的。スープも甲殻類の風味がよく出たもので、輪郭のはっきりしたものになっております。

一汁三菜ならぬ、一湯三菜ランチ。味も量もボリュームたっぷりの満足ランチでございました。ご馳走様です！

—

月居 赤坂
050-5589-9259
東京都港区赤坂5-1-30
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13002873/