2023.01.12 夜 フォーメーションはスリートップ!?@鮨 ひじり 寿司 大阪市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 大阪の福島にある『鮨ひじり』、今最も勢いのある寿司店の1つだ。予約は現時点で半年先まで埋まるほどの人気。まだまだ大将は30代前半と若いが、ケータリングや海外などユニークな経歴の持ち主。そして、店の魅力でもあるユニークネスが、「鮨ひじり」が採用するフォーメーションだ。 フォーメーションはスリートップ!? 大将の隣で握るのは相棒である濱力貴人氏、そして相棒の奥様である虹歩さんもカウンターを縦横無尽に動く。そう、サッカーでいえばスリートップを採用し、実に攻撃的な布陣を敷いているのだ。12人のカウンターと広めだが、交代でネタを握っているのでテンポ感が抜群。見事なパスワークで、我々にネタを提供してくれるのです。このご夫婦は大阪の名店「さえ㐂」系のお店のご出身。レベルの高い職人を並べられたのが強みになっております。 アプローチも若い職人達のらしさが出ている。構成にも味にも派手さがあり、確かにグルメのインフルエンサーが放っておかなだろう。つまみは、食材を重ねて目にも舌にも楽しいものに。シャリは赤酢っぽい雰囲気ながらコクが感じられます。かために炊かれており、咀嚼中にネタとシャリの甘味が交互にくるような設計。特に余韻には米の甘味が残るようだ。 つまみのラインナップはこちら。 「トロたく巻き」やま幸より。戸井の延縄。 「蟹餡の茶碗蒸し」濃厚にひいたズワイガニの餡。まるで蟹玉!! 「鯛」和歌山の天然鯛の昼〆。いかってる雰囲気もありながら柔らかい。 「赤海鼠」茶ぶり 「真魚鰹」天草。柚子風味の蕪ソース。 「アコウ」あん肝と浅葱を重ねて。奈良漬のシャキシャキ感がアクセント。 握りのラインナップはこちら。 「帆立」面白いアプローチ! 「松葉蟹」 「剣先烏賊」包丁の力で柔らかく、そして甘い。 「赤身漬け」 「トロ」 「細魚」 「琵琶鱒」 「金目鯛」 「小肌」強めに〆たネタ 「赤貝」 「鯵」 「穴子」飲める系 「水菓子」冬恋林檎 ご馳走様でした! — 鮨 ひじり大阪府大阪市福島区鷺州2-11-24https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27124287/