合言葉は、困ったら幸永。@幸永 本店

焼肉最激戦区の１つ新宿は歌舞伎町。

同エリアだけで１００店舗を超える焼肉店が鎬を削ります。その歌舞伎町で４店舗と拡大路線をはかる焼肉グループが『ホルモン焼 幸永』。

創業は1996年のことだが、オーナーのお母様が同地でキムチの惣菜店を営んでいたそうで、実際の歴史はもっと長い。そのお母様のお名前こそが幸永さんだというから、親孝行っぷりに頭が下がる。ちなみに、眠らない街の焼肉店らしく、営業時間は昼の１１時半から朝の５時まで。きっと歌舞伎町の深夜の合言葉は「困ったら幸永」だ。

看板メニューは「極ホルモン」。同店を人気店せしめた名物メニューなんだとか。脂がしっかりで、その脂の旨味を引き立てる特製の味噌ダレがいい感じに効いている。ご飯を我慢するのが必至だ。

特上和牛の「タン」と「ハラミ」もぜひ食べてほしい。じっくりと旨味をたたえたクオリティーの肉との出会いを約束します。

あ、やり手の息子を育てたお母様由来のキムチも外しちゃいけない。

牛ホルモンばかりでなく、豚や鶏のホルモンも充実。豚骨たたきなど特におすすめで、コリコリの食感と脂がきっちりハーモニーを奏でております。塩もタレも味はかなりしっかりだが、焼肉ってそういうものですよね。笑　美味いもんは美味いでいいじゃないですか。

締めにはテールクッパに一票。白濁したスープは動物性の旨味がたっぷりで、これを吸収した米が美味しいことは想像に難くない。テールの肉もたっぷりで、もしお腹に隙間が空いていたとしても、きっと隅々まで埋めてくれることでしょう。新宿界隈でどこの焼肉に行くか悩んだ人たちに一言。「困ったら幸永」だ。

—

幸永 本店
050-5868-9382
東京都新宿区歌舞伎町2-4-11 ノア新宿マンション　１Ｆ
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000078/