ハンバーガーが第三世代に突入か！！@Burger POLICE

チェーン店スタイルから始まった日本のハンバーガーの歴史。ちなみに、「マクドナルド」の日本１号店は1971年にスタートしている。その後、1996年に「ファイアーハウス」が礎を築いたとされる高級路線のグルメバーガーが登場し、現在のハンバーガーブームを支えております。そして、2021年、もしかしたら、ハンバーガーの第三世代が誕生したかもしれない。

名店プロデュースのハンバーガーショップ『Burger POLICE』が登場！

餅は餅屋だったハンバーガー業界に、イタリアンの名店が参入したのだ。仕掛け人は代官山にあるイタリアン『TACUBO』の田窪シェフ。5年連続ミシュランを獲得する押しも押されぬ予約困難店だ。名店の味をカジュアルに食べれるとあって、この参入にはポジティブな声も多い。

他業界の名店の参入という第三世代らしく、メニューにはビッグネームが並ぶ。「TACUBO」のスペシャリテのボロネーゼのハンバーガー、名店の鮨屋が仕入れる鮪の「やま幸」、羊肉の革命を起こす「羊サンライズ」など。初訪問につき、同店のフラッグシップバーガーという「塩バーガー」をいただきます。

なんとシンプルなシルエットか！

料理には足し算と引き算という考え方があるが、目の前に置かれたバーガーは引き算の極み。そういえば、グルメバーガーは完全に足し算のアウトプット。豪華でフォトジェニックだが、量が多すぎたり、食べにくかったり、とデメリットも確実にあったような。だが、引き算はごまかしが効かない分、最も難しいアプローチ。ここにシェフの矜恃を感じずにはいられません。

牛スネ肉を使用したというパティは、塩や胡椒で旨味を引き出す。グルメバーガー店でもよく使われる峰屋のバンズを使用。パリパリな食感のバンズが神がかって美味しい。これに、バターの風味やバルサミコの酸味が加わっているだけの本当にシンプルな構成。なんでこんなに美味いのだろう。これが名店のシェフの実力か。

ちなみに、バーガーポリスの由来は、お隣の碑文谷警察署から。警察の皆さん、けしからんほどの旨さのバーガーポリスは逮捕しなきゃですよ！じゃないと、バーガーポリス中毒者が続出してしまいますよ。笑

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Burger POLICE
050-5872-5108
東京都目黒区碑文谷4-24-16 104
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13255370/