2022.04.05 夜 日本を代表するイタリアンの1つ@ポンテ ベッキオ イタリアン・ピザ 大阪市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 日本を代表するイタリアンの1つ、大坂にあるリストランテ『ポンテ・ヴェッキオ』イタリア語で古い(Vecchio)、橋(Ponte)という意味を持つ同店、まさに古くからイタリアと日本の架け橋となった山根氏がシェフを務めます。 まずはその重鎮のキャリアからご紹介していきましょう。1961年生まれ、大阪あべの辻調理師専門学校を卒業。神戸のイタリアンに従事した後に渡伊。まだ留学などが珍しかった時代の話。86年に帰国後に創業したのがここポンテ・ヴェッキオ。そこから長くイタリア文化を紹介し続けたとして、イタリア政府から表彰も受けている。まさに、イタリアと日本の架け橋を担ったシェフなのだ。山根シェフのスペシャリテといえば、、、ジャガイモとキャビアで作る「温かいポテトのティンバッロとキャビア」。創業当初からの名物料理でございます。 たっぷりのキャビアが印象的ですが、昨今の高級食材を重ねるアプローチとは全く逆のもの。イタリアには”庶民の料理”と訳されるクッチーナ・ポーヴェラという考え方がある。余った食材や身近な素材で料理を作るというものだが、この料理はキャビア料理ではなく、身近な食材であるジャガイモ料理なのだ。じゃがいもの甘味、バターの香りと香ばしさが主役。キャビアはあくまでここに塩気を加えるアクセントなのです。これは本当に美味。その他の料理のラインナップはこちら。「トマトビネガー風味の筍マリネと平貝」和も感じさせる木の芽風味なアウトプット。 「筍を浮かべた温かい生ハム風味のズッパ」浅利出汁の塩気がいい刺激。温冷のコントラストがイタリアンらしさ。 「グリーンアスパラガス、フライドエッグと発酵ソース」生ハムを添えて 「太刀魚の魚醤付け炭火焼き」パリッと、しっとりの共存。 「蛍烏賊と山菜のスパゲッティ」アンチョビの塩気がインパクトを作り、山菜達の苦味がアクセントを作る。 「ブッラータを詰めたメッツァルーナ」生ハムと黒トリュフを添えて。 「和歌山県産紀州鴨の炭火ロースト」柑橘と実山椒風味で。 — ポンテ ベッキオ06-6229-7770大阪府大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル 1Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27000522/