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2021.11.08 昼

”お母さん”の優しいカレー@Indian canteen AMI

世界料理(アジア)

東急沿線

1000円〜2999円

★★★★☆

駒沢大学駅から徒歩10分、弦巻通り沿いにあるインド料理食堂『Indian canteen AMI(アミ)』へ。

店の名前の“AMI”は、インドでお母さんという意味の”Ammi(アンミー)”が由来。慈愛に満ちたネーミングのカレーショップは女性店主が一人で切り盛りしております。外観はとても可愛らしく、薄い紫の看板やフォントなどまるでファッションブランドのようにも見えてきます。店内にも花が飾られるなど、女性的な素敵なセンスで迎えてくれます。

カレー2種プレート、1500円也。

カレーはいわゆる南インドカレー。我々日本人にも合う優しいアウトプットが特徴です。お母さんの優しさというわけではないでしょうが、野菜中心のベジカレーに力を入れているようです。今でこそ、ベジタリアンなどの言葉は一般的ですが、インドでは宗教的な観点もあって、ベジ料理の最先端といっていいでしょう。AMIのカレーもまた美味しいベジ料理を提供しております。

それが、さつまいもと冬瓜のコザンブ。インドでいう野菜の煮物的なもので、きっちり野菜が主役になっております。スパイス使いも秀逸で、華やかで直線的な辛さに設定されております。野菜の甘味とスパイスの辛味のコントラストがいい。

2種プレートのもう1つは、チキンカレー。コクのあるココナッツの風味が全体の味を決定づけます。チキンをしっかりコーティングしてあり、そのチキン自体の旨味も抜群です。

副菜達の仕事にも注目。春菊、じゃがいも、紅心大根、茄子などで、素材自体の味わいがカレーに対するアクセントになっております。野菜そのものが調味料なのです。パクチー好きなら、このアクセントも重要な役割を果たします。名前負けせぬ、野菜たっぷりの体に優しいカレーでございました。ご馳走様です。

Indian canteen AMI
東京都世田谷区弦巻2-8-15
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131707/13182073/

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