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2021.10.30 夜

コンラッド東京の中華料理。絶景の東京ビューの前で。@中国料理 「チャイナブルー」 コンラッド東京

中華料理

銀座・新橋・有楽町

10000円〜29999円

★★★★☆

ヒルトングループの最高級ブランドであるコンラッド東京、28階にある中華料理店『チャイナブルー』を訪ねます。8メートルにも及ぶ窓の先に東京ベイエリアを望む大パノラマ。店名にもあるようにブルーを基調にした上品な空間になっております。大人なデートが楽しめる、そんな中華料理店なのでございます。

ジャンルは広東料理がベース。だが、香港やシンガポールで腕を振るったシェフは、アイデアに富んだ挑戦的なアプローチが見える。お口初めの一皿は、豆腐を肉に見立てたベジミートからスタート。やはり肉ではないんだけど、醤油と甘酢の中華な味付けがこれを補完しております。ファインダイニングでベジミートとは挑戦的だ。

続くのは、豚塩漬け肉のクレープ包み。胡瓜なども含めて北京ダックのオマージュと思われる一品。塩漬け肉の塩気とそれとバランスをとる胡瓜や茗荷がバランスがいい。

お次はスープ。濃厚上海蟹みそのスープからは、紹興酒の香りがたっぷり。フカヒレのような乾物の存在が確認できますが、実はこれコーニッシュジャック。さすが、泳ぐものは船や潜水艦以外食べると呼ばれる広州料理だ。この魚が食べているものの甲殻類が中心だったりということで、ある意味でスープの中身との相性がいいのかも。

魚のメインは鱈。揚げた鱈、揚げた豆腐、揚げた舞茸の三揚げトリオ。醤油ベースの味は我々にすんなりと受入れ安い。卓上にはお好みでと唐辛子が用意されていたが、これは必ずいれるべし。一気に味がビビッドになってくれます。

肉のメインは酢豚ならぬ酢鶏。お供するフルーツはパイナップルならぬマンゴーだ。マンゴーは味のコントラストを作り、凍らせているので温度のコントラストも、肉の脂といい感じにマリアージュしていきます。酢豚にパイナップルは反対派ですが、酢鶏にマンゴーは賛成派になりました。

締めは、自家製XO醬とネギ油を使った醤油の和えそば。細麺のシルエットは個人的には非常に好み。自家製のソースと油をあえた麺を素焼きそばで食べたいです。笑

ご馳走様でした!

中国料理 「チャイナブルー」 コンラッド東京
050-5589-7071
東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド 東京 28F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13019633/

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