パレスホテル創業から生き残る名物。@グランド キッチン

2012年にリニューアルオープンしたパレスホテル東京。今回はこちらのロビーフロアにあるオールデイダイニング『グランドキッチン』をご紹介してまいりましょう。

広々とした店内に、お濠の景観を望む贅沢なレストラン空間。こちらでは、朝食からディナーまで、和食からフレンチまで、我々の幅広いニーズに応えてくださいます。

パレスホテルといえば、昔から料理に定評あり。

グランドキッチンでは、トラディショナルメニューとして1961年の開業時の料理を楽しむ事が出来ます。つまりは、長い歴史の中で生き残った至上の料理達という事。料理を生み出した初代総料理長は、近代フランス料理の父と呼ばれるジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエに師事。

ちなみに、名物の１つである「舌平目のボンヌファム」は、彼のレシピを元に作られているだとか！なんとも重みのある料理でございます。

まるでグラタンのようなシルエットだが、ここには小麦粉は使わない。なので、もったりとしたとろみではなく、上質なバターを乳化させた旨味の強いソース。エッグベネディクトに使うオランデーズソースのイメージに近いか。

これにコーティングされた舌平目は淡白さとは無縁の、贅沢な一品に仕上がります。マッシュルームの風味や火入れの焼き目などはアクセントとしてしっかり機能。生き残った料理は一味違いますね！

もう１つがシーフードピラフ。の名の通りで、シーフードの種類がたっぷり。帆立、海老、烏賊、ムール貝や浅利などで構成されます。またブイヤベースをベースにしたのではないかというほど、お米にも魚介の旨味が浸透しております。

さらに木の子類の旨味も。濃厚になりがちな部分をパセリでフォローしているのも好感度が高いですね。シャトーソースなるデミグラスベースのソースの用意もありますが、個人的にはこのままが好き。デミ好きはぜひ試してみて。

ご馳走様でした！

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グランド キッチン
050-5890-1644
東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスホテル東京 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13140925/