2021.05.22 夜 プラスアルファな焼鳥店。@とり口 焼鳥・焼きとん 目黒・白金・五反田 5000円〜9999円 ★★★★☆ 五反田エリアを中心に展開する「それがし」系列の焼鳥店へ。それがし系列といえば、店舗ごとにテーマを変えて、和牛、鳥料理、日本酒など特化型の繁盛店で作り上げております。2018年創業の『とり口』、こちらは焼鳥専門店。同店のコンセプトは「焼鳥+」、焼鳥にプラスアルファしたおまかせコースが人気を博しております。 まずは和洋の前菜からスタート。和担当は「そぼろ餡の茶碗蒸し」は、山椒も効いたスターターにふさわしいピリッと刺激の一品。 洋担当はレバーをバルサミコ酢でコーティングした塩気と余韻が十分の一品。 ここにお酒があれば言うことなしだが、うらめしや緊急事態宣言。焼鳥屋の口直しである大根おろしにもプラスアルファ。柚子の風味いっぱいのおろしは、二倍の口直し機能を作っております。 プラスアルファはあくまでプラスアルファに収まっているのが好感度が高い。鶏か卵、そこから外れることはない。。例えば、エシャロットのソースで食べさせるフリットは鶏胸肉だし、 トーストと共に食べる唐墨パウダーをちりばめた一品は鶏卵がベースに。半生であるポーチドエッグと唐墨がガッチリ握手。これがパンとの相性を作り上げます。一品料理にはやはり和洋のフュージョン的な試みが見られますね。 串達はこんな感じ。 「かしわ」皮付き。しっとり感のある火入れ。中目黒の人気店である鳥よしで磨いた腕は間違いないようです。 「塩つくね」塩強い。ふわふわでレアな火入れにチーズぽい風味。つくねは焼鳥店の顔。これは美味しい。 「さえずり」鶏の気道。こりこりした食感が心地いい。 「ハツ」ジューシー! 「レバー」 「ズッキーニ」 「とっくり」首肉の皮と脂の部分。辛味をプラスアルファ! 「手羽先」骨を抜いて食べやすさをプラスアルファ。 締めは親子丼と坦々麺。前者は、卵がレアで肉がレア、美味しい鶏出汁たっぷりな飲み物アプローチ。 後者は、胡麻の風味が少々甘ったるいかと思ったが、糸唐辛子がいい仕事。それぞれがアタックと余韻を担っております。 デザートもかき氷やプリンなど、最後まで和洋のアプローチを楽しませていただきました。 スタイリッシュな店内、ユニークな料理のアプローチなど、デートにも最適な焼鳥店かと。五反田デートの選択肢にぜひ! — とり口050-5595-4868東京都品川区西五反田2-28-10https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13219515/