2021.05.03 昼 北インドの定番、バターマサラチキン。@オールドデリー カレー 銀座・新橋・有楽町 1000円〜2999円 ★★★★☆ インドの首都とえいば、ご存知ニューデリー。イギリス統治下に作られた新都市部分をニューデリーと呼ぶそうですが、対して古くからある街のことをオールドデリーと呼ぶそうです。その町の名前を冠したカレーショップ『オールドデリー』が目的地。インドカレーの激戦区である銀座エリアに店を構える、1998年創業の老舗でございます。オールドデリーはインドの北部にありますが、当然のようにこちらでも北インドのカレーが名物になっております。 北インドの定番、バターマサラチキン。 注文したのはランチのセットメニューである「タンドリーセット」。好みのカレー1種、タンドリーチキン、シシカバブ、ナンorライス、サラダ、ヨーグルトがついて1950円になっております。ランチの絶対値だと割高かもしれませんが、構成を見れば格安といっていいでしょう。カレーはもちろんバターマサラを注文。辛さが5段階から選べるので、日本人らしく真ん中を選択。バターチキンは通常は甘めなイメージだけに、どういう辛さの設計をするのであろう。そんな楽しみも追加して到着を待ちます。 これがそのバターマサラチキン。やはりアタックには甘さが広がりますが、辛さは余韻にしっかりとついてきます。北インドのカレーは油っぽいものだが、比較的ヘルシーな印象あり。若干の固形感が感じられるのはきっと野菜の存在があってのものでしょう。熱々のチキンは弾力が保持されており、その存在感をきっちり主張しております。 忘れてはいけないのがナンの存在。追加料金がかかりますが、ここはゴルゴンゾーラのチーズナンにアップグレードをオススメします。なんと言っても、ここオールドデリーこそがゴルゴンゾーラを入れた初めての店なんだとか。これはもはやピザ、ナンはカレーと合わせるものだが、完全に単体で完成しております。だが、思ったよりもカレーとナンの相性もいい。チーズのコクが足されるというかナンというか。ちなみに、蜂蜜も一緒に提供されますが、甘さがかなり強いのでこれは好みが分かれるところかも。 セットのタンドールには高級備長炭を使ってるんだとかで、その売りが味にきっちり反映されております。柔らかくスパイス強めのシシカバブは、いい意味で羊の癖がしっかり出ております。それでいて、嫌な部分はスパイスが隠してくれるという良品。 ご馳走様でした! — オールドデリー050-5869-2581東京都中央区銀座2-7-18 メルサ 銀座2 4Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13007587/