2021.04.01 昼 元ミュージシャンが贈るスパイスカレー@アアベルカレー カレー 大阪市 1000円〜2999円 ★★★★☆ 大阪はスパイスカレーのメッカである。ただ、一言でスパイスカレーと言っても千差万別。今回は大阪市は九条にあるカレーショップの『アアベル』のカレーショップに迫ります。屋号の由来は、ミュージシャンだったという経歴を持つ店主のお名前の阿部さんから。音楽活動との二足の草鞋だったからか、もともとはいわゆる間借りカレーとして営業をスタートだったそう。あまりの人気により、ここ九条に移転して本格的なカレーショップの道を歩み始めたようです。 メニューの軸は店名を冠したアアベルチキンカレー。これ単体で注文するか、週替わりのカレーを加えた2種のあいがけカレーが選択肢。強欲のミトミえもんが選ぶのはもちろん後者。さらには、大人気のスパイスたまごもきっちりトッピングしております。 右にアアベルチキン、左に日替わりのホタルイカカレー、上にターメリックライス、中央にスパイスたまご。これを囲むように、副菜のダル、カチュンバル、ライタ、アチャール、パパドが付いてまいります。なんと華やかな一皿なのでしょう! アアベルチキンは、さらっとタイプで芳醇なスパイスが味を占める。特にカスメリティのようなハーブ的なスパイスが味を引っ張ております。柔らかく大きいチキンにもその風味がコーティングされ、チキンの旨味とともに我々を喜ばせます。美味い。日替わりの蛍烏賊は自身の肝のもあいまってコク深いアウトプット。肝のコクというか旨味はスパイスにも負けぬ余韻を作ります。チキンとは全く違うタイプですが、なんとも魅力的なカレーでございます。 アチャールはいわゆるインドのお漬物のことだが、もはや日本のお漬物に近いようなアウトプット。その他、ダル、カチュンバル、ライタ、パパドなどは、味覚や食感のアクセントを担う。混ぜながら食べれば二度と同じ味にはありつけない偶然性を作ります。そして、スパイスたまご。 文字通りスパイスを纏った卵で、辛味のついた黄身のコクがたまりません。これは人気が出るわけだ! — アアベルカレー大阪府大阪市西区九条1-25-9 フジイエステートビル3Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270401/27091414/