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2020.11.20 夜

必ずもう一度食べたい、旅するシェフの料理。@サエキ飯店

中華料理

目黒・白金・五反田

10000円〜29999円

★★★★★

2019年4月にオープンした中華料理店『サエキ飯店』、瞬く間に予約困難店の仲間入り。何年先まで予約を埋める店も少なくないが、インプットのためには1ヶ月でも平気で休んで海外に足を運ぶ。きっと向上心や好奇心が強いのでしょう、シェフの経歴そのものがこれを物語ります。日本、香港、広東などで腕を磨き、南米やヨーロッパなども食を求めて旅をする。広東や香港料理を基本にしているが、その経験が料理を底上げしていることは間違いない。わかりやすいところで言えば、ジョージアのワインを推しているのもその経験の1つでしょう。

全体的な料理の印象は、塩の塩梅が抜群で味付けの優しさ。とはいえ、お酒との相性も計算されており、その中でも食材やスパイスなどの個性で、味のコントラストを作っております。ただ高級食材に頼るのでもなく、その組み合わせで満足感を作り出すのだから驚く。予約が取れないので無理な話だが、きっと毎日食べても満足感が目減りすることはなさそうな感じ。これぞ料理人の腕と感心せざるを得ません。ワンオペで忙しい上に寡黙なシェフのようですが、ぜひ次回は色々と話を聞いてみたい。必ずまた来ます!(予約が取れればだけど)
料理のラインナップはこちら。

「白ばい貝のスパイス揚げ」トマトの山椒和えとともに。

「牛モツ じゃがいも パクチー」モツの柔らかさとパクチーのアクセント。じゃがいもがソースの恩恵を受けてそれ自身もソースに。

「大根餅のXO醬炒め」貝柱の旨味が爆発。黄韮ともやしもいい仕事。

「牡蠣の茶碗蒸し」上質な上湯スープの味わいとともに。

「燻製鶉」

「青梗菜とあひるの塩漬け卵」

「アンチョビ入りの蒸しハンバーグ」アンチョビとハンバーグの組み合わせがユニーク。香りのあるバスマティライスとともに。

「坦々麺」極細麺。麻と辣のバランスも抜群。

「干し肉炒飯」干し肉の味わいが全体に。

「杏仁ムースと紹興酒アイス」

サエキ飯店
03-6303-4735
東京都目黒区三田2-10-30 荒井ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13233311/

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