すきやばし次郎出身、期待の新星が青山に登場！@鮨 あお

世界一の寿司職人とも呼ばれるすきやばし次郎出身、期待の新星が青山にオープン。屋号は『鮨あお』、青山の「あお」、魚を提供してくれる海の「あお」、青空の「あお」などが込められているそうだ。ロゴは、△と○の組み合わせで、アルファベットの「A」と「O」を表すというオシャレ指数の高いもの。センスの高さはもちろんつまみや寿司にも反映されております。期待のニューフェイスの登場です。

すきやばし次郎の薫陶を受けた若き大将は、堂々とした佇まいで既に風格が漂います。全体の印象は、素材を尊重した味わいの設計。「鮑」などには調味料を施さず、素材の旨味を純粋に楽しませます。淡い味わいながらも、素材が持つインパクトをきっちり引き出しております。過度な味付けではないが、食材の特徴をよく捉えた組み合わせの妙も見せてくれます。

「鮪」は漬けつすき身が用意されるが、海苔や山葵や辛子で奥行きを作り、

「牡丹海老とアオリイカ」には卵黄醤油と山椒の実と雲丹を重ねる。不自然な組み合わせはない中で、全てに上手に引っ掛かりを作っているような印象です。

その他のつまみ。
「蝦蛄」

「甘鯛」の酒蒸し

「蛸と蓴菜」

握りは次郎譲りのシャリが特徴。若干の柔らかさがあるものの、ひと粒ごとに存在感があり、酸味がきっちり効いているのが特徴。握りの最初は「星鰈」をいただきましたが、その食感がシャリのポテンシャルを堪能する時間を与えてくれました。

シャリの酸の強さは、特に脂の乗ったネタとの相性も作りあげます。鮪や

鰯などでは、頬っぺたが落ちて迷子になること間違いなしです。

最後の玉子においては、酢飯の巻物になっているのもとてもユニーク。いやぁ、素晴らしいコースでございました、青空のような澄み切った未来が待っているに違いありません！

その他の握り。
「墨烏賊」

「縞鯵」

「小肌」

「鳥貝」

「鯵」

「車海老」

「カスゴ鯛」

「煮蛤」

「小柱」

「雲丹」

「穴子」

「干瓢」

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鮨 あお
03-6450-5235
東京都港区北青山3-10-13 FPG links OMOTESANDO B棟 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13246982/