名物はビーフスチュー！！@芳味亭

都内屈指の洋食激戦区である人形町エリア。特に老舗の店が多いのが特徴で、創業100年を超える店の存在も。本日ご紹介するのは創業昭和8年（1933年）の『芳味亭』。以前は趣のある日本家屋だったが、2018年末に今の場所にリニューアル移転しております。個人的には日本家屋と洋食のギャップが好きでしたが、洋食店らしい洋食店になっております。ただ、店の壁には当時の雰囲気を偲ばせる写真が飾ってあるので是非見てみてください。

名物は「ビーフスチュー」！！
シチューじゃなくて”スチュー”と書かれているのがまた歴史を感じさせますね。いまは５代目が厨房を預かりますが、きっと代々継いできたレシプで作られているのでしょう。４日間もかけて仕込んだというデミグラスソースは、肉や野菜の旨味がきっちり抽出されております。丁寧に作られたがゆえか、濃厚でありつつしつこくない口当たりの良さが好印象。同じくじっくり煮込まれたビーフの味がきっちり主役になっております。口の中でとろけていく柔らかさが最大の魅力でございます。

デミグラスソースが美味しいので、屋号を冠した「芳味亭ハンバーグ」なんかもおすすめ。こちらもふんわりと柔らかく仕上げております。同じく屋号をつけるの許されたメニューが「芳味亭コンビーフ」。部位はタンを使用したもので、味は牛のしぐれ煮に近いようなイメージです。甘辛い味付けの中にあって、粒胡椒がいいアクセントになっております。ご馳走様でした。

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芳味亭
03-3666-5687
東京都中央区日本橋人形町2-3-4
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13229229/