2020.03.22 昼 登録重要文化財の中で食べる沖縄そば。@屋宜家 沖縄料理 本島南部 1000円〜2999円 ★★★☆☆ ざわわざわわと音がする。沖縄県の八重瀬町にある沖縄そば処『屋宜家』は周囲をサトウキビ畑に囲まれる。 純沖縄建築様式の建屋は登録重要文化財に登録されており、その中で食事ができるという贅沢まで提供してくださいます。仰々しい歴史というわけではなく、沖縄にあった当たり前の光景を目の当たりにしているような感覚です。 名物は磯の香りが漂う「アーサそば」。アーサとはあおさのことで、そのあおさは麺に練りこまれ、器いっぱいに浮かべられます。海の似合う沖縄にぴったりのそばですね! その他は、三枚肉、ねぎで構成されております。スープの味は薄めの鰹出汁を土台にして、やはりあおさの香りが主役を務めます。その風味はつるつるとした食感の麺にも練り込まれ、当然のように一体感のあるアウトプットになっております。定番の紅生姜や島唐辛子の用意もあるので、味の変化に困ることも一切ございません。 初体験の「じゅーしー」語源は雑炊からきたそうですが、野菜や椎茸などの炊き込みご飯という感じ。豚の脂をたっぷり使っているそうで、オイリーなアウトプットになっております。そういう意味ではてっきり肉のジューシーが由来かと思いました。笑 動物性の旨味が下支えしてくれるので、野菜中心の炊き込みご飯ながら食べ応えのある一品でございました。ご馳走様です。 — 屋宜家098-998-2774沖縄県島尻郡八重瀬町大頓1172https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470402/47001738/