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2020.03.03 昼

カレーといえばインドはもう古い!?@ネパリコ 渋谷店

世界料理(アジア)

渋谷・恵比寿・代官山

1000円〜2999円

★★★★☆

カレーといえばインドはもう古い!?カレーの地球代表を決めるならきっとインドが一番手になるでしょう。その証拠というわけでないが、かつてはインドカレーと言ったほうがわかりやすいと、どの店でもインド料理を名乗る店も多かったそうです。だが、多様化する現代にあってインド以外の国々のカレーも市民権を得ております。その1つがネパール、インドとチベットの間にあるヒマラヤ山脈で有名な国。ベジタリアンの人々も多く野菜の料理が多いのが特徴です。そんなネパール料理を楽しめるのが、、、

渋谷にある『ネパリコ(NEPALICO)』
セルリアンタワーの裏手あたり、渋谷の喧騒を避けたような場所にございます。ネパールの国旗が目印で、外観の色味もネパールカラーで統一しております。ネパリコってどういう意味なんだろ?ネパールが関係していることは間違いなさそうですが、「ネパールっ子」というところでしょうか。笑 江戸っ子、浜っ子、ネパリ子みたいな。冗談はさておき、そろそろ食事をいただいていきましょう。

ネパール名物「ダルバード」
ダルバードとはネパールの代表的な家庭料理。ダルは豆、バードは米という組み合わせの定食で、我々でいう味噌汁とご飯にイメージに近いそうです。このダルがまた美味い。素材の甘さが優しく口の中にとけていきます。きっとネパールの人はこの味にほっこりするのでしょうね。

優しさの中に塩味があるので、そういう満足感もしっかりと得られます。おかずの役割を担うのがカレーで、今回はラムとチキンの2種類いただきました。前者では、カレーの旨味がラムをコーティングして、ラムのマイナス点をしっかり補っております。ざらっとしたカレーなので一体感はさらに強調される印象です。後者は優しい味わいで、この後の可変性を楽しめる仕上げになっております。
「混ぜて食べる」がダルバードの醍醐味!
漬物であるアツァールが、酸味や辛味を担当し、風味を足したければパクチーもトッピングできる。カレーやダル、そしてアツァールを混ぜて食べると、毎回異なるカレーの表情の変化が楽しめます。これこそがダルバードの醍醐味。

毎日食べられるような家庭料理ですから、先祖から培ってきた飽きの来ない仕掛けというところでしょうか。インドカレーも美味しいですが、それ以外の世界のカレーもぜひお楽しみください!

ネパリコ 渋谷店
050-5457-3325
東京都渋谷区桜丘町30-18 メイサ南平台 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13116418/

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