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2020.03.03 夜

名物の蟹大根鍋、いい湯だな。@ふぐ 牧野

鍋・おでん

上野・浅草・日暮里

10000円〜29999円

★★★★★

浅草エリアを代表する名店の1つ『ふぐ牧野』。スカイツリーを望む絶好の立地で赤提灯をぶら下げて迎えてくれます。どこか懐かしい温もりのある空気感に、江戸っ子を絵にかいたような接客が心地いい。さらには、女将さんがお美しいというおまけ付き。調理の姿と女将さんのご尊顔を拝めるカウンター席は超がつく特等席でございます。屋号が示すように「河豚」をメインにしたコース料理を提供しており、旬の冬の時期には予約が難しいことだけが恨めしい。

圧巻の河豚料理達!!
「煮凝り」別格。室温でとけ出すのではないかという融点の低さ。皮のゼラチンだけで作ったという煮凝りが、口の中で旨味を残してとろけていきます。

「てっさ」ひとり一皿の贅沢な一皿。箸で何切れも掴み取る夢を叶えてくれます。笑 ポン酢、トリュフ塩、オリーブオイル、橙。淡白なはずの河豚は様々な色に染めていきます。でも、やっぱりポン酢との相性が一番いい。

「焼き河豚」片面焼きによるレアな火入れが抜群。

河豚の口ばしや骨つきの部位など、余すことなく河豚の魅力を堪能できます。

「河豚唐揚」河豚の中では唐揚が一番好きなのですが、それにさらに強化アイテムが用意されます。出汁と辛味の効いたみぞれのつけ汁との相性が抜群。しかも、この中には揚げた白子が隠されてるじゃありませんか!やばい、、、

「白子塩焼」旨味と大きさは比例するのか!専門店の矜恃なのか、圧巻の大きさで登場します。

「ひれ酒」合わせるお酒はもちろんこれ。相性の良さは疑いようがありません。

名物は締めの鍋!!
河豚の鍋といえば「ふぐちり」ですが、牧野の名物の鍋は河豚ではない。まるで蟹が温泉に入っているようなビジュアルの「蟹大根鍋」が名物だ。スープを飲んだ瞬間にこの虜になってしまうこと必至。さばきたての毛蟹や鰹出汁をベースに、白味噌、バター、鷹の爪を加えたスープ。白味噌の風味とバターのコクは、ある意味ジャンクな味わいを作り、圧倒的な満足感を作り出します。和風出汁がベースになっていたり、鷹の爪の刺激がギリギリのところでバランスをとっております。この旨味の恩恵を受け取った大根の味わいは説明するまでもないですね。笑

美味いからといって飲みすぎてはダメ。本当の締めが待っておりますから。ラーメンでも雑炊でも可能ですが、スープを我慢して残した人達には両方という選択肢も残されております。

いずれにしても、このスープがベースになるので満足感を否定しようがありません。ご馳走様でした!

ふぐ 牧野
03-3844-6659
東京都台東区松が谷3-8-1
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13003708/

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