京都の風情とピッツェリア@IL PAPPALARDO

場所は京都の七条、女坂と呼ばれる情緒のある坂道には多くの洒落た店が並ぶ。その一番麓にあるのがピッツェリアの『イル・パッパラルド（IL PAPPALARDO）』。採光のとれた明るく開放的なレストランで、大きな窓からは古都の風情を楽しむことができます。

店主はピッツェリアの草分け的存在である中目黒の聖林館で腕を磨いたそうで、修行先と同様にマリナーラやマルゲリータなど王道のメニューが並ぶ。ミトミえもんもピッツェリアではマルゲリータを頼むのを常としているが今回は少し冒険。というのも、マルゲリータをベースにした魅力的なピッツァの用意があるから。燻製モッツァレラを使った「プロヴォラ・アフミカータ」をいただきます。

耳もこんもりと可愛らしい形をしているが、適度な塩気のおかげでストレスが全く感じられません。むしろ、薄生地ながらもちもちした食感も好感度が高い。

チーズは燻製香と少し焦がした生地の香ばしさのダブルパンチ。そこに修行先と同様の塩気を十分に纏わせた生地が援護射撃します。こんもりとした耳が可愛らしさの反面、重たさを感じさせるが、適度な塩気も手伝いノーストレス。むしろ、全体的に薄生地ながらもちもちした食感が好感度が高い。また、フレッシュさ溢れるじゅくじゅくのトマトの酸味と甘味がソースになり、バジルも新鮮がゆえに香りがたちます。

一番ライトなコースはスープ（もしくはサラダ）のみでしたが、パスタや魚や肉料理にも興味のわくクオリティーでした。なかなか京都でピッツェリアに行く事もないかもしれませんが、選択肢の１つにぜひ。ご馳走様でした。

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IL PAPPALARDO
075-533-3330
京都府京都市東山区妙法院前側町451-1
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260304/26001638/