ディープスポットの絶品煮干ラーメン。@丿貫 福富町本店

JRの関内駅を最寄りとする横浜のディープスポット福富町。風俗店やスナックなど飲み屋を中心に活気づく街。昼は閑散としており少々寂しい印象もあるが、ある一点だけは昼から行列を作り出します。煮干し系の本格ラーメンを提供する『丿貫』、これで”へちかん”と読みます。戦国時代から安土桃山時代に活躍した茶人と同じ名前だが、周囲の街並みとは少々ギャップを感じます。店長さんがきっと博学なのでしょうね！

煮干そばclassic
初めての人に推奨している煮干そば。灰色の色味からは濃厚なスープを想像させますが、さらりとした口当たりと品のいい味わいが口に広がります。かといって、煮干の旨味や適度な苦味はキープされ、煮干ラバーでなくとも好まれるだろう味わい。具材の１つ１つもクオリティーが高く、それぞれに重要な役割をになっております。

玉ねぎはすっきり感でバランスをとり、低温調理のチャーシューは強い肉感が味のバリエーションを作ります。。トッピングのうずらの味玉も人気、辛子のような味わいがついているのでいいアクセントとなっております。麺はパツパツのストレート麺。通常の煮干しそばと雰囲気は違っても、やはり煮干し系のラーメンにはこの種の麺が合うようです。

和え玉はどれにする？
もはや和え玉を頼むかどうかではなく、どれを頼むかどうかがテーマ。それを証明するかのようにほとんどのお客さんが和え玉を注文しております。黒酢、アサリ、烏賊ワタと３種類の用意があり、そのどれもが魅力的。連食を推奨しており、複数頼む人も少なくないようです。

これは黒酢の和え玉、煮干しのスープと酢の相性の良さは説明するまでもないですよね。煮干しと酢の組み合わせを、和え玉という形で分解したのが面白い。酸味とともにかための麺をシンプルに楽しむのもいいが、スープと混ぜて食べれば味変としても楽しむことができます。他の和え玉もぜひ食べてみたい。次回の宿題ができました。

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丿貫 福富町本店
045-251-2041
神奈川県横浜市中区福富町仲通2-4
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14062435/