オリジナリティー溢れるトロトロオムライス！！@津々井

”にっぽんの洋食”をを標榜する洋食店の「津つ井」。赤坂にある店舗が本店になりますが、その暖簾分けのお店が茅場町にございます。歴史を紐解くと、1950年にグリル「津々井」を開業。そして、1956年に創業者の筒井氏が赤坂に店舗を移す際に、赤坂の総本店と新川に残った『津々井』が生まれたそうです。いい意味でそれぞれに特徴があり、それぞれに「名物」となる逸品が生まれております。

津々井の名物は「トロトロオムライス」！
トロトロのオムライスと聞くとふわふわの卵を想像しますが少々様子が違います。ライスを卵で包むのではなく、卵を混ぜ合わせたライスをオムライス型に成形しているのです。表面の卵には火が入っておりますが、中面の卵はレアな食感が残る半熟状態。これこそがトロトロたる由縁なのでしょう。リゾットや卵かけご飯といった方がイメージが近いかもしれません。具材の蟹もたっぷり組み込まれ、その風味が味のアクセントになっております。ちなみに、ランチでは蟹の代わりにハムになるそうです。

味の決め手は２種類のソース。

すでにオリジナリティー溢れるオムライスに仕上がっておりますが、上下に盛り付けられた２種類のソースも特徴の１つ。１つは新鮮なトマトによる強い酸味の効いたトマトソースで、我々のよく知るオムライスのソースのイメージに近いもの。もう１つはクリームを追加したコクのあるソースで、逆に酸味を抑えたマイルドなもの。それぞれを楽しむこともできれば、混ぜて食べても良いという一石三鳥のソースになっております。

これが新川にある津々井の名物のオムライス。50年を超える歴史が生んだオリジナリティーをお楽しみください。ちなみに、赤坂の名物は「ビフテキ丼」なのでそちらもオススメです。

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津々井
03-3551-4759
東京都中央区新川1-7-11
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/13002395/