2019.06.21 昼 地下に広がる下町の鰻店。@喜久川 鰻 東京・日本橋 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 日本橋富沢町にある鰻店『喜久川』へ。人形町エリアには同じ屋号の鰻店もあるが、雰囲気的には共通点は少ない。向こうは明治創業の老舗だったりするので、遡れば何かしら繋がりがあるのかもれません。さて、富沢町の鰻店は暖簾の先の階下に店を構えます。想像よりも大きい店内で、いわゆる町の鰻店といった雰囲気が広がります。 大きめな鰻一匹くらいという「上重」を注文、3500円也。決して安い金額ではありませんが、昨今の単価でいえば適正価格といっていいでしょう。 もちろん江戸前なのだが、ふわふわというよりも比較的火入れの強さを感じる仕上げ。その香ばしさもありつつ、タレも味が濃厚かつ多めなのでご飯との相性はバッチリ。受け止めるご飯もかために炊かれているので、その辺りの意識もあるのかも知れません。 人通りの少ない中で、老父婦が頑張っている鰻店。きっと近所の常連さん達に愛されているのでしょう。気持ちいい接客で、地上に出ることができました。 — 喜久川https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13018095/