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2019.06.08 昼

京都と讃岐のハイブリッドうどん!@本格手打うどん 大河

うどん

京都市

1000円〜2999円

★★★★☆

京都のうどんといえば、洗練された出汁に柔らかいうどんが特徴。いわゆるコシのしっかりした讃岐うどんとは相容れないイメージですが、このハイブリッドを実現しているうどん屋があります。京都は伏見区にある『本格手打うどん 大河』。大将は香川県内でも伝説とされる、るみばあちゃんで有名な香川県の池上製麺所で修行。そこで学んだ技術だけでも勝負できそうだが、ここに京都でも愛される要素を組み込んでおります。これがうまくいったことは、店の前にできる行列を見れば明らかであります。

注文したのは一番人気という「大河盛りぶっかけ」。出汁は五種類の節類と天然羅臼昆布をブレンドしたというもので、京都だからこその出汁のクオリティーを実現。うどんは讃岐うどんよりも細めのシルエットで、食感よりも伸びるようなコシで勝負している印象。京都うどんのような柔らかさでありながら、讃岐うどんのようなしっかりとしたコシを感じさせます。滑らかな口当たりや喉越しで、するすると胃袋の中に収まっていきます。海苔や胡麻の風味だけでも十分満足感が得られます。

だが、屋号を冠したメニューは、トッピングに海老天、とり天、ちくわ天、青じそ天を乗せる贅沢なもの。うどんもだが、天ぷらも作り置きは一切なく揚げたてを食べさせてくれます。揚げたてらしいサクサクした天ぷらはどうしたって美味いもの。にもかかわらず、棒状の鶏肉なんかは品のよさを感じさせる下味の存在と、強いアクセントとなる胡椒を上手に効かせております。

さらに!何気なく盛られたレモンが本当にいい働きを。途中まで食べ進んだら、レモンの爽やかな酸味を加えてみてください。全く表情の変わる最高の味の変化を見せてくれますよ。京都うどん好きも、讃岐うどん好きも、ぜひ一度試してみてほしいうどん屋さんでございます。

本格手打うどん 大河
075-641-4877
京都府京都市伏見区深草西浦町7-45-1
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260601/26020260/

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