2019.04.23 夜 これぞ日本料理。地味さの中に華やかさを!@米増 日本料理 大阪市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 大阪にある2016年創業の日本料理店『米増』。大阪日本料理の重鎮である本湖月のご出身。まだ若き大将だが師匠譲りの本格的な料理が並び、季節を上手に切り取ります。すでに予約困難店に仲間入りしたのは、その出自ではなく実力であることは明白です。何よりも米増って屋号がいいですよね。これが大将のお名前というのだから、日本料理をやるために生まれたきたようなお方でございます。 料理は撮影はOKだが、SNSは禁止なので文章のみで失礼します。印象に残ったのは野菜の使い方の秀逸さ。山菜の時期であることを引き算してみても、野菜に注力していることは間違いなさそうです。季節を彩る桜の葉の下に隠した、うすいえんどう、白和え、鯛の子の粕漬けから食事はスタート。写真でお店できないのが残念だが、派手ではなくとも豊かな彩りで舌だけでなく目も楽しませてくれます。 黄身酢といただくミルガイには独活が添えられ、アイナメのお椀にはよもぎ豆腐が並ぶ。そして、地元の貝塚の筍を若竹煮に、蕗はアナゴで巻きつけるように提供。後者の焼き加減と醤油の風味が抜群。味の強さを野菜と組み合わせてバランスをしっかりとっています。この時期の主役の1つである花山椒は牛肉と独活とともに、最後は再登場の筍で炊き込みご飯が提供されます。 最も印象に残った料理は「おから」。なんとも地味な料理ではあるが、出汁の風味を加えた一品は秀逸そのもの。地味さの中に華やかさを持つ、日本料理の大切なものを思い出せてくれました。ご馳走様です。 — 米増06-6345-1107大阪府大阪市北区大淀南1-9-16 山彦ビル 1Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27095726/