シェフの直向きさが伝わるオーセンティックフレンチ@アーティショー

恵比寿と広尾の中間地点にあるフレンチ『アーティショー』。由来は野菜のアーティチョークから。シェフが修行中にひたすら仕込みをしていた野菜なんですって！初心忘るべからずってとこですかね。発音がフランス語っぽいのに、本場で修行した感がでております。直向きさの伝わるエピソードですが、料理もまたオーセンティックなフレンチを提供しております。

まずは甲殻類のスープから。クリーミーな仕上げで、適度な塩気にワインに手が伸びます。季節の野菜を使ったテリーヌは定番料理。こんなに素敵なテリーヌなら、野菜嫌いな子供が減っていきそうですね。オマール海老も重ねられますが、野菜含めてみずみずしい印象です。

フォアグラとアミカサダケを使ったフランには高級食材のトリュフを品よくあしらいます。フォアグラよりもトリュフよりも、アミカサダケがもっとも存在感のあるところが実直なシェフっぽい。

メインは、魚にヒゲダラ、肉に仔羊。魚はムニエルでバターの風味で味をひっぱります。

肉はしっとりしたクリーミーな火入れが秀逸で臭みなどとは一切無縁。派手な料理が並ぶわけではないですが、とても完成度の高い料理が並びます。

まだまだ予約がとりやすいという利点も含めて、大事にしたいフレンチレストランでございました。ご馳走様です！

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アーティショー
03-3446-9747
東京都渋谷区恵比寿2-6-29 アコルタTS 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13042337/