麺線の美しさNo. 1@柴崎亭

東京は調布市にある人気ラーメン店『柴崎亭』へ。名前は京王線の柴崎駅が由来だそうですが、移転して今は隣のつつじヶ丘駅がございます。メニューは、鴨中華そば、塩煮干、醤油煮干、山椒の塩そばなど豊富なラインナップ。ご主人は和食のご出身なんだそうですが、引き出しの多さはここから来ているのかも。

そして一番驚いたのはその金額で、最安値は中華そばの550円！！昔は鴨中華そば（650円）もワンコインで提供していたそう。ご飯ものの焼豚ご飯なんかは今でも100円で提供しております。人気店となった今も謙虚な金額設定に頭が下がりますね。注文したのは左上の法則から「鴨中華そば」でございます。

そんな金額に対して高級感というか品の良さを感じるシルエット。極細の麺がその印象を強めております。スープはいわゆる中華そばの味わいだが、醤油の風味がキリッと。優しいながら出汁の風味も確実に感じられます。鴨の脂はそこまで主張は強くないが、滑らかな舌触りを作るなどきっちりアシストをしております。

兎にも角にも素晴らしいのは麺。博多ラーメンを上回る細さで、スープの旨味を絡めとるように口まで届けてくれます。これだけ細麺であればそれだけ表面積が多いってことですからね。そもそも細麺好きなので、これは本当にたまりません。歯切れのいい食感もまた好感度が高い。ご馳走様でした。

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柴崎亭
東京都調布市西つつじヶ丘3-25-52
https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13135162/