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2019.02.15 夜

念願の鮨はやっぱり最高だった!!@近松

寿司

福岡市

10000円〜29999円

★★★★★

ついにたどり着きました!!福岡が誇る超予約困難な寿司店『近松』へ。撮影NGということもあって気難しい店を想像しておりましたが、全くもってそんなことはございません。大将の寡黙に魚に向き合う姿は誠実そのもの。予約のハードルはすこぶる高いが、お店での心理的なハードルはいい意味で低く居心地がいい。

ネタは九州を中心とした地場のもの。ツマミは呼子の鯛、志賀島の紫雲丹、対馬の鮑と続いて行きます。日本酒でないと洗えないほど味の強い雲丹、海藻を食べているの味がしっかりしている鮑など、九州産の素材は本当にクオリティーが高い。そもそも他の地域から仕入れる必要がないんですよね。東京ではなく福岡で寿司を食べる意味をしっかり感じさせてくれます。

九州らしく柑橘も多用し、赤貝などは橙で合わせてくださいました。つまみでのお気に入りは「メヒカリ」と「鰆」。前者は自家製で干したものだそうですが、身が舌の上でほどけていきます。旨味が舌を通過してからの余韻も長い。藁焼きした鰆は旨味の塊で、乗せられた山葵の辛味の一切を吸収しております。

その他のつまみはこんな感じ。

「煮蛸」
「鯛」
「海鼠腸の茶碗蒸し」

握りのレベルも高い。シャリは存在感のかたさながら、絶妙なほぐれ具合。赤酢と米酢のブレンドらしいが、程よい酸味が口の中に広がる。余韻は米そのもの糖分で、これらが全てのネタにいい感じにアジャストしていきます。一番のお気に入りは「鰯」。この時期の鰯でこれだけのものがあるとは。市場との信頼関係はこんなところからも伺えます。

握りのラインナップはこんな感じ。

「アオリイカ」
「平目」
「細魚」
「赤貝」
「大トロ」
「小肌」
「鰤」
「車海老」
「かすご」
「鯖」
「蛤」
「白子」
「穴子」
「玉子」
「寛平巻き」

近松
092-716-5855
福岡県福岡市中央区薬院2-6-19
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40000415/

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