創業明治３０年。老舗の「鶏すきやき」はいかが？@ぼたん

神田エリアにある創業明治３０年の老舗『ぼたん』へやってきました。１００年以上続く老舗にふさわしい建物で、ミトミえもんのような若造は少々躊躇してしまいます。実際に歴史的構造物として選定されているんですって。

創業から提供し続けているのは「鳥すきやき」。メニューはこれ一択なので、座敷についた瞬間からコースがスタートします。最初に用意されるのは備長炭と鉄鍋で、ガスを使わぬ調理法もまた歴史を感じさせます。温度調整などできないので、濃いめと薄めの２種類の割り下を使った調整していくのも面白い。

鳥すきを構成する部位は、鶏もも、胸肉、ササミ、皮、砂肝、レバー、ハツなど様々な表情を見せてくれます。

すき焼きの定番である豆腐、長ネギ、白滝なんかもさんかしております。これらをぐつぐつと煮込んで、やはり定番の卵をくぐらせていただいていきます。本来淡白な鶏肉も濃いめの割り下によって味に強さがでております。いや、そもそも提供する鶏肉自体も風味が強い印象ですね。

ちなみに、一番美味しかったのは、割り下を卵でとじた鶏すき丼。鶏や野菜の旨味を乗せたタレは、ある意味ジャンクな味わいでご飯をどんどん進んでいきます。ご馳走様でした！

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ぼたん
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