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2019.01.25 夜

銀座の名店の暖簾分け。北千住で焼き鳥を食べるならここ!@ バードコート

焼鳥・焼きとん

千住・綾瀬・葛飾

5000円〜9999円

★★★★☆

北千住にある焼き鳥店『バードコート』へやってきました。こちらは銀座にある焼き鳥の名店「バードランド」の暖簾分け。屋号だけでなく手書き文字に鳥の絵という看板の組み合わせもそっくり。さらには提供しているコースメニューの構成も似ているようだ。使っている鶏肉は同じ奥久慈軍鶏。飼育期間が長く、締まりや味わいに定評のある銘柄鶏でございます。

コースの最初は「鶏スープ」から。塩気がちょうどよく、空腹な胃袋に心地よく浸透していきます。

そして、「ささみの梅と山葵和え」はその酸味で空腹を刺激してまいります。しっとりしつつも食感があり、その酸味を味わう時間を作ってくれます。これで準備はオッケー、前菜と自家製のレバーのパテをはさんで串の登場です。

全体としては肉の「強さ」が共通した印象。通常パサついた印象がある「サビ焼き」なんかはつっぱるような張りを感じます。

「ハツ」や「手羽先」もまた強い食感を残し、

「ねぎま」などは肉の弾力に加えて強い味の風味も感じ取ることができます。

肉だけでもしっかりしているが「つくね」においてはその作り方も強さを作り上げます。何でもムネ肉とモモ肉を繋ぎなしで練ったんだそうです。肉のみだからこそのジューシーな味わいが素晴らしい。たっぷりの卵を絡めて食べれば鬼に金棒です。

もうそろそろ終盤。軍鶏の「山椒焼き」は甘いタレの照り焼きだが、山椒の風味がしいかりバランスをとります。

最後を飾る「親子丼」は、出汁の風味がとろとろの卵と混ざり合いご飯と一体化。飲み物チックにつるっといただけちゃいます。ここでも肉が存在感を出すのはさすがです。ご馳走様でした!

あ、1つだけ残念だったのは、カウンター席につけなかったこと。満席の中で案内されたのは、カウンターを通り過ぎたところにある階段の下の部屋。隔離された空間は焼き鳥屋のシズルと遮断されてしまいます。やっぱり、焼き鳥はカウンターで食べるのが一番ですね!

バードコート
03-3881-8818
東京都足立区千住3-68 鹿明ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13003769/

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