2018.09.07 昼 鰻と穴子のばかしあい!? @つきじ芳野吉弥 日本料理 築地・湾岸・お台場 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 鰻と穴子のばかしあい!?非常に見た目の似ているこの2つ、食レポの前にその違いに着目していきましょう。生物学的には、同じ「ウナギ目」に分類されますが、科はそれぞれ「ウナギ科」と「アナゴ科」と分かれます。両方とも海で産卵しますが、前者は川をのぼり淡水魚に、後者は海水魚のままと生態も大きく違います。肝心な味の最も大きな違いは、脂の量といって差し支えはないでしょう。 さて、そろそろ食事の話を。やってきたのは、築地の場外にある穴子料理の専門店直営の『つきじ芳野吉弥』。もちろん提供するのは穴子だが、こちらの名物は鰻を強く意識したものなのです。その名も「ばかしあい」!!創業者のおばあさまが鰻を食べたいといったところ、鰻のタレで穴子の蒲焼きを食べさせたのがきっかけだったのだとか。最初にばかされたのは創業者のおばあさまだったんですね。笑 ミトミえもんも積極的にばかされます。煮穴子と蒲焼きの相乗せ重。鰻に比べてやはり淡白な印象があるが、胡麻や大葉で風味を加えております。タレは控えめなので、実際穴子の風味をばっちり感じることができます。 けど、面白いもので山椒を加えると鰻に近づいていきます。普段、鰻よりも山椒を食べているのかもしれませんね。笑 鰻の取れ高が激減している今、この”ばかし”は将来のヒントかもしれませんね。笑 — つきじ芳野吉弥03-6278-7079東京都中央区築地6-21-5https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13156873/