2018.07.20 夜 北海道を全力で堪能できるお寿司さん!!@鮨処 有馬 寿司 札幌市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 北海道にきたら寿司は外せませんね!ということでやってきたのは、すすきのにある『鮨処 有馬』。暖簾をくぐってびっくり!なんと知り合いのモデルさんが隣の席に座っているじゃありませんか。北海道の寿司屋で偶然会うなんて、美味しいご飯には場所なんて関係ないんですねぇ。笑 さて、肝心なお寿司ですが、基本的に北海道のネタを中心に構成されます。函館、襟裳、余市、猿払村、羅臼など北海道各地のネタが続くのは観光客にとっては嬉しいですね。当然、北海道だからこそ食べられる旬の瑞々しいネタも提供いただけるのが嬉しい。それにしても北海道って地名って漢字が難しいですね。笑 つまみは、函館の「柳蛸」、襟裳の「粒貝」、道産の「毛蟹と内子の塩漬け」など素材の良さをシンプルに堪能。 余市の「馬糞雲丹」では、西のホシガレイ、東のマツカワとも呼ばれる高級魚で巻いていただきます。カツオのジュレのおまけ付き。 つまみの最後に提供いただいた大和芋で蓋をした海鮮蒸しがユニークで面白い。出汁とともに蒸された魚介は最高です。 ここから握り。同じように道産のものが並び、積丹で獲れた平目の昆布締めからスタート。 寿司の花形である函館産のマグロが続きます。函館って大間と隣接する海は一緒ですからね。ほぼ同じマグロといっていいでしょう。にもかかわらず、きっと築地に届くマグロと値段は全く違うのですから。 お気に入りに登録したいのはこの3つ。1つめは、羅臼産の「キンキ」。軽く炙った身、蒸した肝、湯引きした皮を重ねて提供してくれます。それぞれの魅力がそれぞれに好影響を与える逸品です。 2つめは、猿払村お帆立の貝柱。小さめというが、力強い筋肉質の天然帆立。このクオリティは産地ならではといっていいのではないでしょうか? 最後は、根室産の「鱒の介」、別名キングサーモンでございます。芽ネギと生姜をまぜたものが乗せられるが、これが鱒の介の脂といい感じに握手しています。ちなみに、お寿司は赤酢と米酢のブレンドだそうですが、米酢のニュアンスのほうを強く感じました。 最後のお椀まで北海道を堪能できます。オホーツク海産のしじみのお椀。これあさりというか蛤レベルですよ!北海道のしじみはでっかいどうってやつですね。北海道を全力で堪能できる、そんなお寿司屋さんでございました。ご馳走様です。 その他のネタ、メモ。 「牡丹海老」 「鰊」 「北寄貝」釧路産 — 鮨処 有馬011-215-0998北海道札幌市中央区南3条西4 南3西4ビル4Fhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1000457/